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過熱水蒸気・
熱風加熱システム

どんな複雑な形状の製品でも熱処理の1個流しが可能

均一昇温

概要

過熱水蒸気・熱風加熱システムとは

過熱水蒸気とは、飽和水蒸気をさらに加熱した無色透明の熱放射性H₂Oガス(沸点よりも高い温度の水蒸気)です。炉内部を無酸素に近い状態にすることができるので発火の恐れがなく、酸化による劣化を防止する役割も果たします。
熱風による加熱はボイラなどの設備が不要となり、シンプルなシステム構成となる本装置は高温流体による流動性と適切に配置された電気ヒータにより素早く・均一に対象物の昇温が可能です。
金属製品の熱処理(焼き戻し等)、溶解前の予熱、繊維強化樹脂の軟化・熱硬化、洗浄・乾燥など多用途に対応できます。

過熱水蒸気・熱風加熱システムとは

YUTAKAの強み

生産時間・在庫・不良品の削減

生産時間・在庫・不良品の削減

製品を1個単位で加熱できることで、生産時間・在庫・不良品の削減に貢献できます。従来の大量生産方式と比較すると、生産時間は約1/10、設置スペースは約1/20に削減できます。

加熱対象物に合わせて最適な方法をご提案します。

システムインテグレーションのモデルケース

熱風による金属加熱

熱風による金属加熱

対象部品:アルミニウム ダイカスト部品 2kg

  • 180秒で250℃まで昇温。その際の温度偏差は15℃以内。
  • 1個流し対応により、省スペース化。

過熱水蒸気によるCFRTPの加熱

過熱水蒸気によるCFRTPの加熱1
過熱水蒸気によるCFRTPの加熱2

対象部品:CFRTP 1000mm×800mm

  • 加熱時間を大幅に短縮 300℃までの加熱時間 390秒→120秒
  • 炉内が低酸素状態になるため、酸化劣化の抑制が可能。

お客様の持込みサンプルでトライが可能です。是非お問い合わせください。

スペック

昇温時間 250℃まで 約3分
400℃まで 約4分
定格電圧 AC200V 三相
電気容量 60kW
本体寸法 1100×1500×1700mm
本体質量 500kg

ご要望の仕様にて専用設計いたします。お気軽にご相談ください。
※表はアルミダイカスト製品約2kg、1個流しのトンネル炉を想定しています。

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