ダイカスト関連
- ① 材料投入
- ② 溶湯をすくう
- ③ 固定型にインサートを挿入
- ④ 両方の金型を閉じたあと、溶湯を注ぐ
- ⑤ ワークを金型から取り出す
- ⑥ 両金型に離型剤を塗布する
- ⑦ ゲート(ワークの余分な部分)を除く
- ⑧ トリミング
- ⑨ バリ取り
- ⑩ 欠陥発見のための画像処理
- ⑪ ワークへ連番を刻印
これら全ての工程がロボガイド及びフィールドシステムによって監視されています。
ダイカストとは
ダイカストとは金型(die)の中に溶けた金属を流し込み、決まった形(cast)に仕上げる鋳造方法のことです。
具体的には、溶けた金属を金型の中に高速で注入したあと、高い圧力をかけることにより、頑丈で長持ちする部材を、速いサイクルタイムでつくることができます。そのため、自動車部品や家電など、精度の高いものを大量生産する業界においてとても重視されている手法です。
ダイカスト周辺機器とシステム
ダイカストの一連のフローには、『スプレーロボット』『バリ取りロボット』『取出しロボット』など様々な周辺機器が関係してきます。
豊電子工業では、これらの周辺機器と、周辺機器を集中制御するDTYを用いたトレーサビリティーシステム、またその他電気系統から盤事業まで、すべてのシステムを一括でご提供いたします。
ラインビルダーという考え方を推奨し、作業工程を一括受注・一括制御することで省エネ・省コストの他、高精度と安心安全な設備を構築いたします。