トレーサビリティシステム DTY
データの一元管理と見える化の実現
概要
ダイカストマシンのメーカーを問わず接続・一括管理を実現するDTY
※DTY=Die casting machine Traceability system of Yutaka

DCM(ダイカストマシン)をはじめ周辺装置はそれぞれメーカーが違うため、DCM+周辺設備の一括管理ができず、個別に状態やデータを確認する必要があるため非常に手間がかかりました。
DTYを使うことでそれぞれの設備から情報を収集し、一括で表示・一括管理する事が可能です。
コンパクトなサイズ(L500×W550×H1250)の監視装置をネットワークで繋ぐことで複数のダイカストの監視ができ、今までのような一台監視から、複数台の監視が可能となります。
- ①:高速切替位置
- ②:低速から高速への切替りタイミングを目視化でき、各項目の変化が一目瞭然になります。

▲DTY管理画面(波形グラフ)
サーモグラフィーでの温度監視システム
金型温度監視(オプション)を追加する事で、金型のサーモグラフィーでの温度監視も可能となります。

アルミダイカストの周辺設備から設備監視まで
入出力はデジタル信号最大62点、アナログ信号最大160項目の設定が可能です。
また、トレンドグラフ1ショット毎に射出速度等の測定データを4種類まで表示でき、データの見える化を実現します。真空装置・保持炉のオプションでスプレーの流量等の測定も可能です。
図:金型に合わせて個別に登録可能で、MAX160点の設定ができます。

▲DTY管理画面