ロボット点検
計画的なメンテナンスでロボットのライフサイクルを向上
概要
ロボット点検
ロボット各軸の油脂類交換、異音やガタなどの動作チェック、バックアップバッテリーの交換などを行い、ロボットの不具合箇所の診断を実施します。
計画的にメンテナンスを実施することによりロボットのライフサイクルが飛躍的に向上します。
定期的にグリース交換を行う事によりロボットの良好な状態を維持できます。
また、点検をすることにより事前に不具合箇所の発見もできる為、突発的な設備停止を予防する事ができます。


▲グリース交換

▲ケーブルチェック

▲異音チェック
グリース鉄粉濃度測定
油脂類交換時には、各軸よりサンプルを採取し、鉄粉濃度測定を実施します。
内部の摩耗状態が数値で把握できるため、予防保全の計画が立てやすくなります。
使用測定機器は新コスモス電機株式会社のポータブルグリース鉄粉濃度計「SDM-72」です。


▲採取グリース
濃度測定値(サンプルデータ) | |||||
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ロボット機種 | 使用グリース | 軸 | 測定値 | 評価 | 備考 |
R-2000iB/165F(R-30iA) | ナブテスコ VIGOGREASERE0 | J1 | 0.002 | ○ | |
J2 | 0.020 | ○ | |||
J3 | 0.005 | ○ | |||
J4(ギアBOX) | 0.060 | △ | |||
J5(手首1) | 0.100 | × | |||
J6(手首2) | 0.080 | △ |
鉄粉濃度判定基準(メーカー資料より) | |
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判定 | 測定値から予想されるベアリングの摩耗状態と対策 |
×(異常値) 0.100%以上 |
摩耗状態(中~大) ベアリング内外輪、玉にフレーキング(※1)の可能性あり ・短周期管理、精密診断、潤滑改善等の対策 |
△(注意値) 0.051~0.099% |
摩耗状態(小) ベアリング内外輪のはめ合い部の変形摩耗、小フレッティング(※2)の可能性あり ・再給脂にて1ヶ月後再確認 |
○(正常値) 0.050%以下 |
異常なし ・通常周期で給脂及びグリース鉄粉濃度傾向管理 |
(※1)軌道面、転動体の表面が「ウロコ状」に剥がれる。
(※2)はめ合い面などの接触面が荷重による弾性変形の為に、繰り返し微小滑りを起こした時、「ココア色の酸化磨耗粉」が発生し固着状態となる。
実績
年間600台の点検実績
点検作業だけではなく、発見した不具合部品の交換まで一括して作業を実施しています。
主な取引先
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社、アイシン軽金属株式会社、アーレスティ株式会社、株式会社クボタ、セントラル硝子株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社豊田自動織機
お問い合わせ
サービス部:TEL(0566)23-3731 FAX(0566)23-3642
